訪問・・・あえてお見舞いとは言わない

京都にある友人の入院先へ行きました。


彼女から電話をもらったのは3月5日。

前日の月曜日に1回目の治療が終わり、

金曜日に2回目の治療があると言っていました。

それから2日後電話があって、

どうしたのか聞くと、間違ってかかってしまったようでした。

今回、全く目が見えなくなっていると言います。


今日訪ねて行ったら、2回目の治療の時、

とんでも無いことが起こったとのこと。

治療の前の消毒の不備で、大腸菌が入ったと言うのです。

ありえないような事故です。

数日高熱が続き、今朝からやっと熱が下がったとのこと。

「そりゃ、大変やったね」といいつつしばし絶句状態!


「あなた、死にそびれたんや」と言ってやりました。

「そやねん。あのまま死んでいたらよかった。そうしたらこんなに苦しまなくて済んだのに。今回ほど、人に迷惑ばかりかけて、人の役に立ってないと思ったことはない」

「寿命があったんやね。人はみんなお互いに迷惑かけもって生きてるやん。生かされたっちゅうことはなんかお役目があるっちゅうことと違うかなあ・・・?」

「うん、私子供の頃から、何回も死にそうな目に遭ってきてるねん。なんかあるのかなあ」


それから、色々話しているうちに彼女は

「私なんでこんな病気になったか分かれへんねん。思い当たることないねん」

この言葉を聞いて、少しホッとしました。

どうやら彼女、自分にかけた呪いは解いたようでした。


少しずつ自分を見つめていってね。

病気は誰のせいでもないよ。

自分で選んだことに気づいてね。

それが分かれば、選び直すことができる。

そこのところに何があったかは、

自分にしかわからないからね。


意識をシフトしてくれることを願っています。


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