素直たれ!
小林正観さんの著書には多くの
「ありがとうの奇跡」の話がある。
それを思い出して、入院中の友人に電話した。
まあ、以前もしたかもしれないので大きなお世話かもしれなかったけれどね。
でもやっぱり、彼女は素直じゃない。
人間には、素直さが一番大切だと思う。
以前そう言ったら、「私は素直」だと言う。
でもさ、本当に素直な人は、自分のことを素直だと主張はしない。
以前「私は謙虚」と言い放った人がいたが、
全く謙虚さを感じさせない物言いだったし、
本当に謙虚な人はそうは言わないと感じた。
むしろ傲慢ささえ感じたのだ。
謙虚にしても、素直にしても、
自分で思っている分にはいいだろう。
自負として、あるいは自省の際に意識することとしては、あるだろう。
しかしそもそもそういう言葉は、他者評価の言葉ではないのか?
「あの人は素直だ」とか「謙虚な人」と言う場合に使うだろう。
そうであるなら、自分で言うことではないことは明白だ。
素直でないのは損だ。
素直でないと、次第に孤立する。
本人はそんなつもりはなくて、
なぜそうなるのかわからないのだろうな。
素直でない人とは付き合っていても楽しくないし、
話をしても疲れるばかり。
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