退職

2004年から勤めた職場を退職しました。

13年と半年。

ホッとしています。

振り返れば波乱含みの出発でした。


「私ウツなんです」

「私は繊細です」

「私はリーダータイプです」


上記のようなことを一々言ってくる人には

初めて出会いました。


理解と承認を求めていることはわかるけれど、

出会って間もない人にそんな風に言うって、

聞かされるほうにしたら「気ぃ使えよ」と言われているようで・・・。


ええ、そりゃあもう気ぃ使わしてもらいましたとも。


けれども半年後には

「あなたがやめるか、わたしがやめるかよ」と宣言され・・・。


上記の言葉、半年毎に8年間聞きました。


つまり、半年毎に切れるお方で。

ずいぶん嘘もつかれ、ヒステリックに暴言も吐かれ、

そして、彼女自らやめていかれました。


8年間この人と付き合って得た結論は、

彼女はウツではなくどうやら「自己愛性人格障害」らしいことでした。


ウツということにしておいたほうが世間受けしやすかったのでしょう。


さて、この職場には、もう一人曲者がいました。

私より数ヶ月先に入った人だったのですが、

上記の彼女とは職種が違うので、

嵌め子だなあとは気づいていましたが、

それほど気にはしていませんでした。

何しろ、先の彼女が強烈だったため、

こちらも余裕がなく、

それなりに大人の対応も見られたため

それなりに信頼していました。


この人の特徴は「常識でしょ」と

つねに自分なりの常識という物差しで物事を推し進めることです。


この人と、先の彼女がまあ、わりと仲がよく・・・

というか、陰口仲間?におなりで

こそこそ、ヒソヒソ何やらおしゃべりになっているのです。


「どうしたの?」とか「何の話?」など聞いても

「なんでもないわ」とあしらわれ、

お仲間になりたくない私は自然と二人から遠ざかるかたちとなっていったのです。


それでも、常々常識を口にされるお方ですから、

真っ当なところがおありだと思っていたのですが、

ずいぶんと露骨な態度を示され、

(彼女から見ると私は非常識人だったのでしょう)

ずいぶん見くびった態度で接せられました。


まあ、けんかしても大人気ないし、

ご立派な常識をお持ちのようでしたから、

ご自身で反省もなされるやも知れないとの

わずかばかりの期待もしておったわけですが、

見事に裏切られました。


世の中にはどうしようもない人物は多々いるようでございます。


一難去って、また一難という、

とても有り難い職場でした。


けれども退職を決めたのはさらに別のきっかけが出現したからです。


こんな風に書くとお読みになっている方々は

「なんだ?どうやらこれを書いている人物こそおかしなやつなのではないのか?」

との疑問がでてくるかと思います。


ええ、ええ、私とて、自分がまともだとは決して思ってはおりません。

所詮は「類友の法則」で、似たもの同士が引き合っていたのでありましょう。


さて、この続きはまた何時かお話したいと思います。


いま、ふと「伏魔殿」という言葉が浮かびました。

まさにそんな職場だったのかもしれません(笑



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